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トリビア記録記 ~移ろいゆく時の流れとともに~

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  • テレビ番組「つまらなくなった」が71.2% 「昔は良かった」の声

この秋の新番組を、読者の皆さんはご覧になっているだろうか? 10月10日にスタートした『相棒 Season11』の初回2時間スペシャルの平均視聴率は19.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)となり、『相棒』シリーズの初回としては過去最高のスタートを見せた。この他にもNHKの朝ドラ「純と愛」も初回視聴率19.9%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)と、前回の「梅ちゃん先生」を初回視聴率で上回る好発進を見せている。⇒ ランキング
視聴率においては好調なものも複数あれど、「最近、テレビがつまらない」と嘆く声はメディアやネットの意見でしばしば目にすることが多い。本当に「昔よりテレビはつまらなくなった」のだろうか?

双方向のデータ通信での視聴者参加型番組や、最新技術を駆使した映像など、テレビで表現できることはますます広がってきているはずなのだが…。「昔にくらべて、テレビ番組は全般的にどうなったと感じますか?」という調査では、結果は以下のようになっている。

・面白くなった:6.7%
・変わらない:15.8%
・つまらなくなった:71.2%
・わからない:6.3%

(リサーチパネル調べ、17万4805人が対象)

このように、実に7割以上の人が「テレビ番組がつまらなくなった」と回答。年齢別では、10代が55.0%と最も低く、20代66.8%、30代69.7%とその数字は上昇。40代以上の年代はすべて7割を越えた。

コメントでは、「ネットの方が面白い」「ニュースしか見ない」「どの番組も似ている」などのコメントや、「芸人を集めて喋らせる番組ばっかり」「とりあえずクイズさせる番組はもう見たくない」など、流行していた番組のフォーマットを転用した感の強い「どこかで見たような番組」が多いという意見と、「昔はもっと面白かったから見ていたのに」「バブル期のテレビは無敵」など、「昔は良かった」という一点につきるコメントが目立った。

反対に、「面白くなった」と答えた人は、「番組のバリエーションが増えて面白い」「たぶん、みんな刺激に慣れすぎただけ。面白くなっている」などのコメントが見られた。

また、「地上波はつまらないが、専門チャンネルは面白い」といったようなコメントがどの答えでも見られるように、この多チャンネル時代、マクロなメディアであったテレビがニッチな分野もカヴァーできるようになってきている。スポーツや通販、海外ドラマ、アニメ…といったように、視聴者それぞれの好みに合わせて「選べる楽しみ」を享受している専門チャンネルは、テレビの新しい形態と言えるだろう。

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